NOPE NOTE
考え方

嫌なことノートとは?書き方・続け方・効果をやさしく解説

2026.05.1212分で読めます
ノートとペンのイメージ

「なんか嫌だったな」

でも、

  • うまく説明できない
  • 自分が気にしすぎな気もする
  • 時間が経つと忘れてしまう
  • でも、なんとなく心に残っている

そんなことはありませんか?

人は、大きなストレスだけでなく、小さな違和感の積み重ねでも消耗します。

例えば、

  • 会話のあと妙に疲れた
  • 断れなくてしんどかった
  • なんとなく圧を感じた
  • 楽しかったはずなのに後味が悪かった
  • 相手は悪い人ではないのに、なぜか苦しかった

こうした小さな「嫌だった」は、忙しい毎日の中では流れてしまいやすいものです。

でも、何度も同じような違和感を無視していると、自分が何に疲れやすいのか、自分を守るために何が必要なのかが分からなくなってしまうことがあります。

そこで役立つのが、嫌なことノートです。

嫌なことノートは、単なる愚痴ノートではありません。

自分が何に傷つき、何に消耗し、どんな時に無理をしやすいのかを知るためのノートです。

嫌なことノートとは?

嫌なことノートとは、

  • 嫌だったこと
  • モヤモヤしたこと
  • 違和感があったこと
  • 引っかかった言葉
  • 疲れた人間関係
  • 次に同じことが起きた時の対策

を記録するノートです。

ポイントは、

正しいかどうかではなく、自分がどう感じたかを書くこと

です。

例えば、

  • 会議のあと、なぜかどっと疲れた
  • 「無理なら大丈夫」と言われたけど、断りづらくて苦しかった
  • 相手は優しい人なのに、会うと毎回疲れる
  • 話している途中で遮られて、軽く扱われた気がした
  • 愚痴を聞かされ続けて、自分の時間を奪われた感じがした

こういうものを残していきます。

「こんなことを書いたらよくない気がする」

「自分が気にしすぎなのかもしれない」

と思うことでも大丈夫です。

嫌なことノートは、誰かを責めるためのものではありません。

自分の感覚を消さないためのノートです。

嫌なことノートと愚痴ノートの違い

嫌なことノートと愚痴ノートは似ているようで、目的が少し違います。

愚痴ノートは、嫌だった気持ちを吐き出すためのものです。

一方で、嫌なことノートは、

嫌だったことを、自分を知るヒントに変えるためのもの

です。

例えば、

「上司が最悪だった」

で終わるのではなく、

  • 何が嫌だったのか
  • なぜ嫌だったのか
  • 自分は何に反応したのか
  • 次はどう自分を守るのか

まで見ていきます。

たとえば、

愚痴で終わる場合

上司が最悪だった。

嫌なことノートにする場合

会議で説明している途中に話を遮られた。

最後まで聞いてもらえず、軽く扱われた気がした。

次は最初に結論から話して、補足はあとで伝える。

このように書くと、嫌なことがただの不満ではなく、次の対策につながります。

嫌なことノートの目的は、相手を悪者にすることではありません。

自分がどんな場面で消耗しやすいのかを知り、自分を守りやすくすることです。

嫌なことノートを書くメリット

1. 同じストレスパターンに気づける

嫌なことを記録していると、繰り返し出てくるパターンが見えてきます。

例えば、

  • 断れない関係で疲れやすい
  • 急かされると強くストレスを感じる
  • 話を聞いてもらえないと引きずる
  • 人の愚痴を聞きすぎると消耗する
  • 距離が近すぎる人に疲れやすい

などです。

その場では別々の出来事に見えても、記録して見返すと、

「また同じことで疲れている」

と気づくことがあります。

この気づきが、自分を守る第一歩になります。

2. 「なんか嫌」の正体がわかる

嫌なことは、いつもはっきり言葉にできるとは限りません。

むしろ、

  • なんか苦しい
  • なんか疲れた
  • なんか違和感がある
  • なんとなく後味が悪い

という形で残ることも多いです。

でも、こうした感覚を記録していくと、

「自分はこういう空気が苦手なんだ」

「こういう言い方に傷つきやすいんだ」

「この人といると、自分を後回しにしやすいんだ」

ということが見えてきます。

嫌なことノートは、説明しづらい違和感を少しずつ言葉にするための道具でもあります。

3. 自分を責めにくくなる

嫌なことがあると、

「自分が気にしすぎなのかも」

「もっと我慢すべきだったのかも」

と思ってしまう人もいます。

でも、記録して見返すと、

一度だけの出来事ではなく、何度も同じような場面で傷ついていることに気づくことがあります。

すると、

「自分が弱いから」ではなく、

「自分はこのパターンにストレスを感じやすいんだ」

と理解しやすくなります。

これは、自分を責めるためではなく、自分を扱いやすくするための気づきです。

4. 次の対策を考えやすくなる

嫌なことを記録すると、次にどうするかも考えやすくなります。

例えば、

嫌だったこと

昼休みに同僚の愚痴を30分聞いて疲れた。

なぜ嫌だったか

自分の休憩時間がなくなり、気分まで重くなった。

次の対策

次回は「このあと作業があるから5分だけね」と先に伝える。

このように、嫌だったことと対策をセットで残しておくと、同じストレスに少しずつ振り回されにくくなります。

完璧な対策でなくて大丈夫です。

小さな一歩を残しておくだけでも、次に同じことが起きた時の助けになります。

嫌なことノートの書き方

嫌なことノートは、難しく考えなくて大丈夫です。

最初は、次の3つだけ書ければ十分です。

1. 何が嫌だったか

まずは出来事を書きます。

例えば、

  • 会議で話を遮られた
  • 急に予定を変えられた
  • 愚痴を長時間聞かされた
  • 強い口調で否定された
  • 断れなくて引き受けてしまった

ポイントは、できるだけ具体的に書くことです。

「最悪だった」だけだと、あとで見返した時に何が嫌だったのか分かりづらくなります。

2. なぜ嫌だったか

次に、自分が何に反応したのかを書きます。

例えば、

  • 軽く扱われた気がした
  • 自分の時間を奪われた気がした
  • 尊重されていない感じがした
  • 断る余地がないように感じた
  • こちらの都合を考えてもらえていない気がした

ここで大切なのは、正解を探さないことです。

「そう感じた」というだけで十分です。

3. 次はどうするか

最後に、次に同じことが起きた時の小さな対策を考えます。

例えば、

  • 次は結論から話す
  • すぐ返事をせず、一度考える
  • 5分だけなら聞けると先に伝える
  • 口頭ではなくチャットに残す
  • 疲れている日は距離を取る

大きな決断でなくて構いません。

次に自分を少し守るための一手を残しておくことが大切です。

嫌なことノートの例

例1:上司の指示が変わった

嫌だったこと:

昨日言われた通りに資料を作ったのに、今日になって方向性が変わった。

なぜ嫌だったか:

3時間かけた作業が無駄になったように感じた。自分の時間を軽く扱われた気がした。

次の対策:

次回は作り込む前に、方向性だけ中間確認する。

例2:話を最後まで聞いてもらえなかった

嫌だったこと:

会議で説明している途中に話を遮られた。

なぜ嫌だったか:

最後まで聞く価値がないと思われたように感じた。

次の対策:

次は最初に結論を伝えてから、補足を話す。

例3:同僚の愚痴を長時間聞いた

嫌だったこと:

昼休みに同僚の愚痴を30分聞いて疲れた。

なぜ嫌だったか:

自分の休憩時間がなくなり、気分まで重くなった。

次の対策:

次回は「今日は少しだけなら聞ける」と先に伝える。

嫌なことノートを続けるコツ

一言だけでもいい

毎回きれいに書こうとしなくて大丈夫です。

  • なんか嫌だった
  • 断れなくてしんどかった
  • あの言い方が苦しかった
  • 会ったあとに疲れた

このくらいでも十分です。

大事なのは、自分の違和感をなかったことにしないことです。

対策はあとからでもいい

嫌なことがあった直後は、対策まで考える余裕がないこともあります。

その場合は、まず嫌だったことだけ書けば大丈夫です。

あとから落ち着いた時に、

「次はどうする?」

と考えれば十分です。

完全に改善しようとしなくていい

嫌なことノートは、すべてのストレスをすぐに解決するためのものではありません。

目的は、まず自分のパターンに気づくことです。

「少しラクになった」

「前より早く気づけた」

「次は距離を取れた」

そのくらいの変化でも十分です。

NOPE NOTEについて

NOPE NOTEは、嫌だったことと次の対策を記録して、覚えておく負担と同じストレスを少しずつ減らしていくためのノートアプリです。

嫌なことをただ書くだけではなく、

  • 嫌なことの記録
  • なぜ嫌だったかの整理
  • 次の対策
  • 繰り返すストレスパターンの可視化
  • 自分を守るルール作り

をしやすくするために作られています。

NOPE NOTEが大切にしているのは、

ポジティブになろう

ではなく、

まず気づこう

という考え方です。

嫌なことを無理に忘れようとしなくて大丈夫です。

一度書いて、頭の外に置く。

そして、必要な時に振り返る。

その積み重ねで、自分が何に疲れやすいのか、どんな対策が効きやすいのかが少しずつ見えてきます。

https://nopenote.app/

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嫌なことノートはネガティブになるためのものではない

「嫌なことを書くなんて、余計にネガティブになりそう」

そう感じる人もいるかもしれません。

でも、嫌なことノートは、嫌な気持ちを増やすためのものではありません。

むしろ、

嫌だったことを頭の中だけで抱え続けないためのもの

です。

嫌だったことを無視し続けると、自分の感覚が分からなくなることがあります。

でも、記録しておくと、

「自分はこういう時に疲れやすい」

「こういう人との距離感が必要」

「この対策は少し効いた」

ということが見えてきます。

嫌なことノートは、ネガティブな記録ではなく、自分を守るための記録です。

まとめ

嫌なことノートとは、嫌だったことや違和感を記録し、自分のストレスパターンや対策を見つけるためのノートです。

大切なのは、

  • 何が嫌だったのか
  • なぜ嫌だったのか
  • 次はどうするのか

を少しずつ残していくことです。

嫌なことを書くのは、誰かを責めるためではありません。

自分の感覚を見つけ、自分を守りやすくするためです。

「なんか苦しかった」

「なんか違和感があった」

「なんか無理だった」

そんな小さな感覚を、無視しなくて大丈夫です。

それは、自分を守るための大事なサインかもしれません。

嫌なことノートは、そのサインを消さずに残しておくための方法です。

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